2024年3月12日(火)~16(土)
勅使河原ゼミでは、台湾との国際交流(教育研究交流)を積極的に行っています。3月に訪問した台湾での様子を数回に分けて紹介します。

【新竹市成徳高級中学(高校)にて交流】
沈永昆校長からの歓迎挨拶の後、生徒さんから成徳学校や新竹市の紹介、地元の新竹の地域文化への理解を深めるための様々な取り組みについてのプレゼンテーションがありました。地域福祉の視点からは、生徒たちが定期的に地域の老人ホームに出向き、高齢者との交流を通じて他者を尊重する心を育むことなどがその一例として紹介がありました。これは高齢者にとっても気持ちがポジティブな方向に働くため、お互いにメリットがある取り組みです。

またランチタイムの時間には、勅使河原ゼミの学生と高校生が一緒に食事をしながらお互いの教育研究について意見交換をしました。大学生と高校生、日本と台湾という世代や地域、国籍が異なっても交流を通じて多様性の理解や地域共生社会の実現を目指すという、勅使河原ゼミの教育方針にも当てはまります。