2024年3月12日(火)~16(土)
勅使河原ゼミでは、台湾との国際交流(教育研究交流)を積極的に行っています。3月に訪問した台湾での様子を数回に分けて紹介します。

【地域コミュニティ(客家文化)にて地域の方と交流】
台湾には客家(はっか)文化というものがあります。歴史はとても古いですが、都市化の進展や若者の都市部へ流出によって過疎化が進み、客家文化は消滅の危機にあります。台湾では、客家の文化、言語、伝統を守るための取り組みが行われておりますが、このような社会的課題は日本とも共通するものがあります。

今回は北埔郷水磜社區発展協会(地域コミュニティ)を訪問し、客家文化について学ぶとともに、地域の方との交流を通じて地域文化の理解を深めました。地域の方が勅使河原ゼミのために時間をかけて手作りの客家料理を振舞ってくれました。ディナーではたくさんの方が集まり、人と人との繋がりを大切にした現地での温かいおもてなしに感謝いたします。