2024年9月10日(火)~13(金)
勅使河原ゼミでは、台湾との国際交流や調査研究を積極的に行っています。今回は4日間の日程で桃園市を訪問し、文化的・教育的・経済的発展などに関する内容を含む、地域の活性化関する調査を行いました。その様子を数回に分けて紹介します。

【桃園市立図書館総館】
台湾で一番美しい図書館ともいわれている「桃園市立図書館総館」を訪問しました。100万冊以上を所蔵するとても大きな図書館で、地上8階、地下2階建ての自然と調和したとても美しいデザインの建物が特徴的です。図書館には、TSUTAYA書店、スターバックスコーヒー、映画館も併設している複合文化施設であり、桃園市民の文化交流の場所となっています。

この図書館は、台湾の書籍だけではなく日本をはじめとする海外の書籍も蔵書しているほか、DVD視聴スペース、心を落ち着かせるための個室、さまざまな展示スペース(今回はバンダイとのコラボで、ガンダムを展示)、3Dプリンタなどが設置してある部屋、ミーティングルームなどがあり、とても充実しています。

私たちが訪問した際には、施照輝館長をはじめとするスタッフの皆様から熱烈な歓迎を受けました。桃園市における図書館の役割について説明をお聞きし、その後館内見学、そして勅使河原ゼミからも研究内容の紹介をするなど交流をおこないました。また今回は中秋節という台湾の三大節句の時期であったため、ブンタン(文旦)という果物に絵を描くという台湾の風習・文化も体験をしました。従来のような単なる図書館としての役割だけにとどまることなく、「知の拠点」として地域とともに発展していくことを学びました。

なお今回の訪問は、下記の台湾のメディアでも取り上げられています。
経済日報、大紀元、ETtoday新聞雲、桃園電子報、台湾Yahoo!新聞、Owl News、民生電子版

【参考】
桃園市立図書館「日本千葉商科大學勅使河原教授率領研究室學生 參訪桃園市立圖書館」
https://www.typl.gov.tw/zh-tw/News/Content/2084