2025年8月21日(木)~25(月)
勅使河原ゼミでは、台湾との国際交流や調査研究を積極的に行っています。今回は5日間の日程で桃園市を訪問し、文化的・教育的・経済的発展などに関する内容を含む、地域の活性化関する調査を行いました。その様子を数回に分けて紹介します。

【桃園市立南勢国民小学校】
勅使河原ゼミの学生27名が台湾・桃園市を訪問し、南勢国民小学校および桃園市立図書館総館と交流を行いました。「家族のトーテムデザイン」や「手作り豆腐」などの体験を通して、子どもたちとともに家族、土地、食のつながりを考える時間となりました。

午後には、市立図書館と隣接する商業エリアで、サステナビリティをテーマとした活動を展開し、参加者には「友好珈琲」が贈られました。このような分かち合う交流は、東日本大震災後に台湾から受けた支援への感謝を形にした「友好珈琲」の精神を受け継ぐものです。

学生たちは自らの家族のことを語り合い、台湾の子どもたちとも笑顔で交流しました。文化や言葉の壁を越えたこの活動は、「実学」と「心の学び」の融合を象徴する貴重な機会となりました。

なお今回の訪問は、台湾の様々なメディア(TV・新聞)でも取り上げられています。