2025年12月6日(土)
山武市応援学生隊(勅使河原ゼミ生)は、東武トップツアーズ株式会社と連携し、「GREEN×EXPO 2027」推進プロジェクトの一環として、山武市にて盆栽体験とみかん狩りツアーを実施しました。本企画は、東武トップツアーズが農林水産省より「令和7年度2027年国際園芸博覧会推進活動委託事業(機運醸成活動に係る業務)」の委託を受け実施する推進プロジェクトの第1弾となります。

最初に訪れた山武市の春花園では、小林國雄先生の指導のもと、参加者がミニ盆栽づくりに取り組みました。針金をかけながら枝ぶりを整える工程を通じ、盆栽が表現する自然観や文化を学ぶ機会となりました。学生は制作補助や案内に携わりながら、園芸文化を伝える役割を担いました。制作後には先生より著書へのサインをいただき、学生および一般参加者にとって励みとなる場面もありました。

続いて訪れた木村果樹園では、温室で育ったみかんを収穫しました。旬の味覚に触れる体験となり、参加者同士の交流も自然に生まれていました。学生は案内、収穫サポートなど運営を担当し、参加者との関わり深めながら活動しました。

今回のツアーは、企画から現場でのファシリテーションまで学生が主体的に取り組んだ実践となりました。地域資源を体験として届ける視点を磨く機会となり、参加者からは「また参加したい」「盆栽への印象が変わった」といった声が寄せられました。

本プロジェクトは連続企画として、2026年1月31日(土)に第2弾ツアーを予定しています。今後も「GREEN×EXPO 2027」の機運醸成を地域とともに進めていきます。


【学生のコメント】奥山 和磨さん(2年生)
今回のツアーでは、盆栽づくりを通して園芸文化に触れていただき、「GREEN×EXPO 2027」に関心を持っていただけるよう意識して企画しました。参加者の方が楽しみながら質問してくださったり、みかん狩りの場でも園芸博の話題が自然に広がったりして、企画の狙いが伝わっていることを感じました。この経験を次回につなげて、より多くの方に「GREEN×EXPO 2027」の魅力を届けられるよう取り組んでいきたいです。

【学生のコメント】芦田 千佳さん(1年生)
みかん狩りの時間は、自然と会話が広がる場面になりました。みかんを収穫しながら、地域の農業の話や園芸博の話題が自然に出てきたことが印象的でした。園芸をはじめ「GREEN×EXPO 2027」への関心を持つきっかけになると実感しました。今回の経験を踏まえ、次回の企画ではその興味をさらに深められる工夫を考えていきたいと思います。


【プレスリリース】
山武市を巡る園芸体験ツアー(12/6)—「GREEN×EXPO 2027」推進プロジェクト第1弾—