みかん[農福連携]と、枝豆[地域活性化]をドレッシングとして商品化しました。商品名、テーマ、コンセプト、ラベルデザイン、そして味の決定など、すべて学生が関わっています。

「愛のみかんドレッシング」は、原料に障害者福祉施設(社会福祉法人佑啓会ふる里学舎)で栽培しているみかんを使用しています。2021年10 月には、同施設のトマトを使用したオリジナルクラフトビールも開発しています。農福連携による地域活性化と障がい者の就労支援、廃棄(食品ロス)対策につなげたい考えです。開発テーマは、「愛」。みかんの花言葉の「親愛」「花嫁の喜び」からテーマを決定しました。

「枝豆ドレッシング」は、JA きみつと共同開発したものです。原料に千葉県君津市の小糸川流域を中心に栽培されている枝豆「小糸在来」を使用しています。在来種が故に規格外品が多く、有効活用に悩む農家に向け、廃棄(食品ロス)対策にもつなげたい考えです。枝豆の濃度を濃くすることで、きれいな緑色のドレッシングに仕上がりました。濃度の「濃い」、枝豆の「小糸」から連想して、「恋」をテーマにしました。

ラベルデザインは、長谷川桃香さんが制作しました。